F-14 TOMCAT
U.S. Naval Air
Facility, Atsugi
Wings Air Show 1997,1999.2000
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(ノースロップ・グラマン)F−14トムキャット
1968年から米国グラマン社が開発した現在のアメリカ海軍主力戦闘機。空母艦隊の防空用として艦上運用を前提に開発されている。格闘戦能力、超音速性能、大きな航続力といった要素を満たすように主翼にはコンピュータ制御の可変後退翼が採用された。この可変後退翼のおかげで優れた旋回性能を持つ。そして24の目標を同時追跡しながら6目標に一斉攻撃できる強力な火器制御システムAWG−9、150kmの射程距離を持つフェニックス空対空ミサイルとの組み合わせにより強力な制空戦闘機の1つとなっている。F-14Aの試験機初飛行は1970年。実践配備(478機)は1974年。
日本では厚木基地をベースとしているCVW−5にF−14を使用する飛行隊が所属していたが、それも2003年で終了し、全機F/A−18E・Fスーパーホーネットに代わっている。そのため国内ではもうトムキャットの飛行する姿は見れないだろう。
スペックその他
乗員:二名、全長:19.10m、幅:19.56m(後退角20°)、11.63m(後退角68°)、10.15m(後退角75°)、高さ:4.88m、運用自重:18,320kg、戦闘上昇限度:18,300m+、最高速度:Mach2.3+
一機の価格:3,800万ドル
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