小牧基地 航空祭
2004.10.24


本日行われた小牧基地祭に初参加してきました。以前から行きたいと思っていたのですがなかなか都合が合わず、昨年は私事都合で日程も付かなかったため今回なんとしても行くことを決めての行程でした。目的の一番は去り行くT−1Bを記録しておくこと。その他、2005年2月に開港する中部国際空港にともなう名古屋空港の機能移転。それに伴う博物館の今月での閉鎖もあって、いわゆる”さよなら"ネタで行って来たといっても過言ではないでしょう。

24日朝から雲が多い名古屋上空。時々雲間から日が射す程度。これだとブルーが飛ぶなら、編隊のローパスだけで終わってしまいそうな天候ですが、そこは小牧ですから問題ないということで朝8時ごろには小牧線牛山駅に着いていました。人が少ないという情報でしたが、駅ではファンと思しき方々がぞろぞろと下車していきます。正門に着くと名古屋方面からの道路がすでに大渋滞になっています。これのどこがのんびりとした基地祭なのかと思いつつゲートをくぐります。飛行展示内容は承知なので展示機体に期待。しかし地上展示は自衛隊機のみでした。米軍などの参加は無し。
外来のスペマとしては、美保のYS11.浜松のT−4(赤),T−1B、百里のRF−4、三沢のE−2C、小松のF−15(山をイメージしたという)でした。C−130Hは内部公開にイラク派遣仕様を使っていましたが、写生大会のモデル代わりということで前面に黄色の口ばし等飾りつけを付けられていました。

最大の呼び物?の飛行展示ですが、午前の部は
C−130x3
T−1Bx4
U−125X2
UH−60Jx2

ショックだったのはT−1Bが4機のみの飛行だったこと。昨年の様子だと6機飛んだらしいのですが、今年は目減りしています。昨年来れなかったのが悔やまれます、仕方ないですが。
しかもタキシングがこちらが構えていた反対に回られてしまい、正面からの隊列のタキシングを撮れなかったこと(;;

T−1Bは4機のダイヤモンドでフライパス。その後再度進入してエプロン上空でブレイクして戻ってきました。これを見た後私も場所をR/W34エンドに変えるべく基地を後にしました。正面を出ると道路は大渋滞でした。

小牧線牛山駅から味美駅まで電車で移動し、そこからR/Wエンドを目指します。牛山駅は基地へ向かう人でごった返していました。R/Wエンドの公園に着くと昨日よりはファンの数は少なめでした。しかし周辺の道路は大渋滞のまま。ここで午後の部のフライトを撮影。午後は
C−130X3
T−1Bx4
のみでした。T−1Bは青色のスペマがリーダー機で飛んでくれました。午前とやはり同じパターンですが、T−1B編隊は隊形をアブレスト(横一線)に変えてのフライパスでした。C−130のタッチダウンも見てからさらに空港のデッキへ移動します。

国内線の送迎デッキにいくといらっしゃいました、ご同業の皆さまが。光線状態から午後はこちら側に来るのが正解ですね。ここでRTB機を撮影。1430過ぎから次々と上がって行きましたが、一番の機体の戦闘機ご一行が全てステイ。岐阜のT−2#101までステイするとは思いませんでした。結局最後に浜松のT−4スペマがやや角度のある離陸を見せて帰ったところで終了でした。
来年は空港機能が移る事で基地祭の内容も一変するのでしょうかね。


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