SL&DL 会津只見号

<只見線:会津若松―只見>
C11325+旧客3両+DE10

2001.10.7

サムネイルをクリックすればフルサイズ画像データがダウンロードされます。インデックスに戻るときはブラウザの戻るボタンを押してください。


会津若松で発車を待つC11
18-35mm


オハニ36に掲げられたサボ
18-35mm


C11からスチーム管が客車につながれた
18-35mm


会津柳津でも舞踊で熱烈歓迎
18-35mm


会津柳津で地元芸能「相撲甚句」が披露された
18-35mm


会津柳津、御囃子で発車の見送り
18-35mm


オハニ36車内。トンネル内は演出の無いレトロの世界
18-35mm


会津宮下、タブレット交換を見ることができた。
18-35mm


第4橋梁を通過するC11のシルエット。
18-35mm


会津川口にて列車に同乗するキャンペーン嬢
18-35mm


会津川口にてオハニ36客室内
18-35mm


会津川口にてオハニ36荷物室内。物販所になった
18-35mm


会津川口にて給水を受けるC11
18-35mm


只見町の大勢の町民が駅前に御出迎え
18-35mm


27年ぶりのSLはわずか1時間足らずで只見を後に
18-35mm

 【10/7】

朝は結構早めに目が覚めてしまいました。朝方冷えたおかげか鼻かぜ状態。でもこの日は乗り鉄だからということであまり気にせず支度。けめたんさんにKURIさんと会津若松駅へ送迎して頂き、同乗の面々を待ちます。けめたんさんの乗り鉄事前情報により、会津若松でめいめい自分用のアルコール燃料と添加剤を補給します。私は季節ものの「秋味」を購入。これがオペレーション秋味の始まりでした(^^)

今回のチケット入手の功労者である本郷三丁目さん、をはじめペンタさん、キー坊さんが到着。ISHIBASHIさんはリレー号にて合流ということで、C11が待機する3番線ホームへ入りました。指定座席のオハニ3611に入ると思わず感嘆の声。運転前の工場整備で座席や内装を溶剤で厚塗りしてる形跡がありますが、タイムスリップした何ともいえない雰囲気です。定刻発車と同時にみなで乾杯。ボックスに1人でいらした他の乗客にもアルコール燃料を振る舞ってにぎやかな旅が始まります。C11は発車直後からずっと警笛を鳴らしっぱなしです。一般の見物人が線路まで入り込み、それに対する警笛がずっと鳴り響きます。西若松では、人が進行方向の線路に入り過ぎ、発車が遅れました。沿線の小学校では運動会もやっており、もしかしたら乗ってる場合じゃなかったかもと憂いを残しながらSL列車は進みます。これからは車内はお土産攻勢です。検札と一緒に乗車証やら沿線の観光案内パンフの束。物産品のちらし。会津高田駅からは梅干しのお土産。会津坂下駅ではホームで地酒の振る舞いなど。乗客にいろいろ配りながら車内アナウンスでは沿線紹介が続きます。車窓を見れば鉄と見物人が入り乱れて沿線の人の姿が絶える事がありません。時には手を振り、ときにはオペレーション秋味を発動し、こちらははしゃぎまくりです。坂本から柳津までの国道並走区間では地元の民放テレビ局が取材車のルーフを開けて、ハザードランプをつけながらSL並走で撮影をやっていました。これには車内からも大ブーイング。ソウコウするうちに会津柳津駅へ。駅ホームに入るやいなや花火が打ち上がり、ホームいっぱいに並んだ女性陣の地元舞踊で御出迎えです。あまりに歓迎ぶりに車内では大拍手。駅前ではお茶の振る舞いと柳津町長さんの歓迎挨拶。地元芸能の相撲甚句などが披露されました。発車は太鼓やおはやしが打ち鳴らされる中、長い汽笛で出発。見送りの方々に手を振りまくりました。ここの車内でも会津柳津駅から乗車の観光キャンペーンの方々からまんじゅうの振る舞い。途中ふなまるさんや各ポイントにてオペレーション秋味をかまし、期待の第一橋梁にかかります。山の斜面には鉄の影が固待ってみえます。この日も人出はものすごい数のようです。会津西方駅手前から突然減速し、煙をたきはじめます。第2橋がみえる国道400号線のガードレールには長蛇の鉄の列・・というか人垣。その数のすさまじさに見ているだけで圧倒されます。会津宮下駅では念願のタブレット交換の撮影に成功。ここもにぎやかな御囃子で御見送りです。さて期待の第3橋。ここも手前で減速し煙をたきます。鉄橋にかかり順、逆光側ともみましたが、スノーシェッドや道路にはものすごい数の撮り鉄の固まりが見れました、順光側は幾重にも人が折り重なっており、あまりの多さに車内もただ唖然でした。第4橋はどちらかというとばらけていたようです。さてここも期待の川口。けめたん情報により1日駅長にかけてホームにおりたったものの、この日は・・う〜んん。残念(謎)

ISHIBASHIさんはここで途中下車し、残りのメンバーは終着駅の只見へ。会津川口駅からは只見町の観光担当が乗り込み、乗客めいめいに番号入り赤いリボンが配られます。それを胸に付け只見へ。第5橋梁は人が多く入れるところですが、道路が見えないほど大きく横に広がった人垣がすさまじかったです。この日は唯一只見乗り入れということでこの区間もいたるところ鉄やら見物人が絶えません。ただ見物の住民らしい方が、SLが見える所まで接近しているにもかかわらず、線路に片足をかけながら写真を撮っているおばちゃんがいるなど、C11は終始警笛を鳴らし続けながらの走行になりました。列車はついに只見駅へ。ホームへ列車が進入するやいなや花火が打ち上げられます。駅前の方を見るとものすごい数の住民と思える方々がめいめいに旗を持って手を振るほか、やはり着物をきた御夫人方の一団が舞踊で出迎えです。その熱狂的に近い大歓迎は車内でも大拍手になりました。ホームで降りると乗客全員に木で作られた乗車記念プレートが手渡されました。駅前もステージができ、出店がでるは、追いかけの車が流入するはで大混雑です。只見町長が今度は春と秋ぐらいにやりたいと挨拶していましたので次回に大いに期待したい所です。折り返しの時間もないことから抽選を見ずに昼食をとり、メンバーの一部はそのままDL牽引で、私らは後続のDCで若松へ戻りました。このDCは鉄回収列車となり、要所要所で鉄が乗り込み混雑しました。会津若松で先行したメンツと合流。HIROYANさんとも駅改札で落ち合い、駅前の居酒屋でOFF会となりました。私はちょっとお腹の調子が上がらないためこの時は控えめにしました。

鉄・・・鉄道ファンのこと。仲間内の略呼称。目的別に形容詞が変わる。例えば撮影目的の鉄道ファンは「撮り鉄」、乗車目的の鉄道ファンは「乗り鉄」と呼ぶ。

OFF会・・・オフラインミーティングのこと。インターネットや電子メールといったラインだけの交流だけでは埋め切れないものを実際に会うことによって補完し合うことが目的だが、ほとんど同好の士のための交流会(宴会)になっている(^^;

 会津只見号<只見線>送り込み回送試運転/本運転 10/610/710/8返却回送

掲示板蒸気機関車インデックス菊池写真館ホーム