SL 会津只見号 |
2001年、10月。只見線全線開通30周年を記念し、会津若松―会津川口、只見間に27年ぶりにSL列車が運行された。特に地元沿線自治体がJRに強く働きかけて実現した運転と言われており地元の期待は大きい。SLには栃木県の真岡鐵道で運行されているC11325が借上げられ、JR高崎運転区の旧型客車(スハフ32、オハニ36、スハフ42)3両が仙台支社へ貸し出された。沿線には会津川口と只見各駅に転車台が設置されているが、SL全廃以降最近は全く使用されておらず、2001年の運転には整備が間に合わないため、DE10を補機に連結しプッシュプル運転となった。往路をSLが先頭で牽引。復路はDLが牽引という運行形態になった。
だが、初年の成功裡を受けて、只見駅構内にあった手動式転車台が2002年度に整備され、2002年以降の運転は会津若松ー只見間は往復とも前向き運転が実現。DL補機無しの現役を彷彿とさせる姿を見せてくれた。
只見線ロケハンレポート その壱(会津坂下―会津柳津) その弐(会津柳津―会津川口) その参(会津川口―只見) |
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SL会津只見号 2004.6 |
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SL会津只見号(試運転) 2003.10 |
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約束の場所へ |
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只見への道(送り込み回送)(2001/9/25撮影) 只見線C11325試運転(会津若松―只見) SL&DL
会津只見号(本運転) |