C585

とちのきファミリーランド
(宇都宮市)

取材時期:2000年11月

【看板説明】

C585号機関車

型式 C58
車種 1C1過熱テンダー機関車
製造年月日 昭和13年8月18日
寸法 長 18.275m
巾 2.780m
高 3.900m

経歴

昭和13年8月18日 汽車会社製造、製造番号1582
昭和20年8月末時点 千葉区
昭和40年4月1日時点 高崎第一区
昭和41年1月1日時点 高崎第一区
昭和43年10月17日 廃車、最終区 高崎第一区
(キネマ旬報社「蒸気機関車」1975年7月号より)

C585現役当時の姿は、Our Favorite C58's よりC585を御覧ください

前部より全景。C585を囲うように白い柵とミニSLの軌道が敷かれている。

正面。全体的に塗装剥がれと金属腐食が広がっている、

左側前部。弁・走り装置。特に弁装置周囲の腐食が目立つ。

後部、テンダー。機関車に比べ塗装色褪せ、塗膜の浮き上がりが酷い。

キャブと給水ポンプ。キャブへは階段がついているが内部は公開されておらず、透明のプレートで覆われている。

展示場所全景。SLとちのき号とは、ミニSLのことである。

C585は、宇都宮市内にある栃木県総合運動公園内「とちのきファミリーランド」の遊具群の中にある。遊園地へは無料で園内に入れるが、遊具利用時は有料となる。C585は園内の隅にあり、屋根が掛けられた中にあるが屋根付き保存とは思えないほど状態はあまり良くない。塗装は全体的に色褪せ、塗装膜の浮き上がり、剥がれ、金属腐食がかなり進行している。機関車自体に手入れが入った形跡は殆ど認められない。機関車の周囲には遊具としてミニSLのレールが敷かれ、有料でミニSLに乗ってC585の周囲を回ることができる。【保存場所の地図】

機関車についての看板は上記の内容のものしかなく、ここに保存展示された経緯やC585の経歴などを示すものは無かった。

汽車会社製造のC58
昭和13年8月に汽車会社で製造されたC58 (C58 1〜10, 78, 79)のうち8両は、8月23日までに新鶴見区に配属され、性能調査のための試用が行われ、その後、千葉区に転属したとのことです(鉄道ピクトリアル1966年4月号より)。この8両の中にC58 5が含まれていたかどうかはわかりませんが、試用された可能性はあります。昭和14年3月31日時点で東京周辺に配属されたC58は、新鶴見区9両、高島区4両、新小岩区4両、千葉区1両です。この時点での機番はわかりません。

機番がわかるデータで、なるべく古いもので上の12両を調べますと、昭和20年8月末時点で千葉区(C58 1〜5, 7)、高島区(C58 6, 8)、高知区(C58 9, 78)、津和野区(C58 10)、新見区(C58 79)となっておりました。(長澤壯之 様より情報提供頂きました)

C585の詳細経歴やエピソードなど情報お持ちの方はぜひお知らせください。