北宇都宮駐屯地開設29周年記念行事
2002/5/26
サムネイルをクリックするとフルサイズデータがダウンロードされます。
開庁記念として毎年行われる北宇都宮駐屯地祭。今年は昨年のら雨模様と打って変わって朝から青空が広がりいい飛行日和になった。旅団化による12飛行隊のUH-60JA配備もあって、今年の駐屯地祭は陸海空の各自衛隊および在日米軍所有のH-60シリーズヘリコプターを集め展示することや、民間機を呼びかけによってたくさん展示にエントリーされるという情報もあって大いに期待して出かけた。
私は8時前に自宅を出て、一度西側JAF前で偵察。すでに飛来のC-1の他、小型の民間機がいっぱいいるのを確認。開門が8時と聞いていたのにすでに客が入り始めているのを見て、東京街道に回って正門から8時に入門しました。車をフジエリア付近に止め、いざエプロンへ出撃と空を見上げたらSAAB340がアプローチしてるぅ〜。駐車場からSAAB、U-125のランディングをシュートし、9時過ぎにエプロンへ進入しました。今年はグランドは駐車場にしなかったみたいですね。その代りフジエリア付近や環状線のF重工の敷地が駐車場にされたようです。
展示機は、下記の通りですが、とにかく小型民間機の数がものすごい。芝生に整然と並べられた数38機。リアルな航空図鑑をみている雰囲気です。分校長の民間機参加大歓迎の意向で当日FA200のアクロをやってくれたT氏の呼びかけで集まったと聞いています。エプロンにいたサイテーションを含め39機がエントリー。各機体の前には機体を紹介する看板が立てられ一般のお客さんにもわかりやすかったのではないでしょうか。。
各オーナーさんに説明を受けていたり各所で微笑ましい風景も見られました。一個所にこれだけの機数が揃うのはまず無いと思います。外来の機体では数年ぶりとなるC−1が飛来。U-125も登場。海保のSAAB340も久々です。できればYS-11も見たかった。。注目のH-60集合は残念ながら米軍の参加がありませんでしたが、3自衛隊のH−60が揃い壮観でした。飛行展示は、恒例の祝賀編隊飛行から、UH-1J:1+4、OH-6DX5、UH-60JAX3、AH-1SX1、OH-1X1、CH-47X2,LR-1X1。LR-2はなぜか今回は地上展示もありませんでした。機動飛行は、AH-1S、UH-60JA(増槽外し)、OH-1を午前午後と実施。OH-1はいわゆる手放しフライトも披露しました。
OH-6Dはここ2週間、平日は毎日練習した成果がでましたね。午前、午後の2回実施してくれたのも嬉しい誤算でした。白煙スモークでしたが青空に映えました。午後は雲が広がってしまい少々残念でしたが。
民間機はFA200がいつもながらGOODなアクロを披露してくれました。いつもながら難なく演技をこなしてしまうのには感嘆の声のみです(^^
グライダーはグライダー協会の機体がモーターグライダーで引き揚げられての演技、高度を落としていて着陸前の低空でのローパスは迫力がありました。音も無く高速で通過する姿はすごかった。ヘリはR22.R44、280FXの機動飛行を披露。例年以上の盛りだくさんのプログラムでした。これだけの参加機のため、帰還も大変だったようです。見ている方はつぎから次にくるので面白かったです。C-1は迫力のハイレートであがりました。大型機が塞いでいた誘導路が空くと小型機が数珠つなぎでタキシングしてきます。いつもよりも多数の航空機で管制官もてんてこ舞いだったようです。フィルムも予備まで使い切りサイテーションまではもたず、雨も降り出したので最後は車からお見送りしてRTBしました。基地内に4時近くまで留まったのも初めてでした。
外来機のみチェックしました。グライダー関係は機種失念につき機体番号のみです。捕捉ありましたらお願いします。