June 15, 2001 Last update 

D51498

JR上越線
JR東日本の保有するSL:D51498の所属する高崎運転所を起点として水上間までをこのD51や秩父鉄道のOFFシーズンにしばしばその代役としてC58363といった大型蒸気が走る区間。レギュラー運転の奥利根号や、時にはイベントで特別列車、または乗員訓練や機関車の試運転などさまざまなSL運転を見せてくれる所でもある。

  

本運転
D51498 SL奥利根号
D51498さよならやすらぎ号
C58363+EF5861+ばんえつ物語号客車(みなかみ物語号)
D51498+14系客車6連(奥利根号)
C58363+EF6019+やすらぎ客車6連

訓練・試運転
D51498+ヨ3500車掌車
C58363+12系客車6連
D51498+C58363重連運転
D51498+旧型客車4連

 D51 SIDE VIEW

【D51498号DATA】
  D51は、数ある蒸気機関車の中で最も製造両数(1,115両)が多く、「デゴイチ」の愛称で多くの人達に親しまれている蒸気機関車です。D51498号は、1972年の国鉄100周年記念運転(八高線・高崎〜八王子間)を最後に、上越線・後閑駅に保存されました。昭和63年11月にJR東日本で復元し、オリエント急行のけん引により再デビューしました。
【主な履歴】
●製造年月日 昭和15年11月24日
●製造所 国鉄 鷹取工場
●新製後復元までの走行距離 2,163,682,1km
●主な配置区
S15.11.24 新製
S15.11   岡山機関区
S26.08.02 吹田機関区
S28.12.01 平機関区
S38.10.07 長岡第一機関区
S40.04.16 直江津機関区貸出
S40.07.19 直江津機関区返却
S41.03.26 新津機関区
S47.03.15 坂町機関区
S47.10.05 高崎第一機関区
●国鉄100年記念運転 昭和47年10月14日 八高線(高崎〜八王子間)
●廃 車 昭和47年12月1日 保存(月夜野町)
●車籍復帰(高崎運転所)昭和63年11月.24日
●復 元 昭和63年11月25日 全般検査出場
●復元後の初運転 昭和63年12月23日 オリエント急行のけん引
【機関車諸元】
●重 量 機関車運転整備78.40トン、炭水車運転整備 46.40トン ●長 さ 最 大 19,730mm ●幅 最 大 2,936mm●高 さ 最 大 3,980mm ●動輪直径 1,400mm ●動輪周最大出力 1,380ps ●牽引力(粘着最大)11.2t●使用最大圧力 14kg/cm3●最高速度 85km/h ●石灰積載量 8トン ●水タンク容量 20t(ATS-P埋め込みにより18.6t) ●重油タンク容量 (重油併燃装置用) 1,200リットル

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